空気抵抗による力は速度ベクトルと逆側に働く。
物体の大きさが小さい場合や速度が遅い場合は、抗力の大きさは速度に比例する。$\alpha$を定数として:
$$ \bm{F} = - k\dot{\bm{x}} $$
速度が大きい場合や物体の大きさが大きい場合は、抗力の大きさは速度の2乗に比例する。$\beta$を定数として:
$$ \bm{F} = - k|\dot{\bm{x}}| \dot{\bm{x}} $$
質量$m$の質点が、時刻$0$に位置$x=0$、速度はx方向に$v_0$(y, z方向は速度0)で、そこからストークスの抵抗法則に従う抗力
$$ \bm{F} = - k \dot{\bm{x}} $$
を受けて運動する場合、時刻$t$での位置$x$、速度$\dot{x}$はいくつか。重力は考えないとする(滑らかな台の上を滑っていくような場合)。
運動方程式より:
$$ m\ddot{x} = - k \dot{x} $$
$v = \dot{x}$でr書き直すと:
$$ m\dot{v} = -k v $$
$$ m\frac{dv}{v} = -k dt $$